アロマエッセンシャルオイルの特徴のひとつは、ただ単に香りを愉しむためだけでなく、「こういった自分になりたい」「このような症状を改善したい」というような目的別レシピができるということです。

今回は、目的別アロマエッセンシャルオイル活用法として、「最近なんだか気力がない」、「なにごともやる気が出ない」といった人のために、もう一度元気を取り戻させるアロマエッセンシャルのレシピをこっそり教えちゃいます!

ふさぎがちな気分を晴れ晴れとさせてくれる効果のあるエッセンシャルオイルの代表格と言えば、シトラスノート。

アロマ初心者にもオススメできる「絶対に間違いない!」エッセンシャルオイルは、“グレープフルーツ”。

なんと言っても。グレープフルーツの学名であるparadisiはパラダイスの語源、楽園を意味するラテン語です。

パラダイスに行けちゃうくらい、ハッピーになれるグレープフルーツのエッセンシャルオイル、元気が出ないときに使わない手はない!

もっと嬉しいことに、近年グレープフルーツには脂肪を燃焼するなどダイエット効果があることが分かりました。元気になれるし、さらにキレイにもなれちゃうなんて!グレープフルーツの効果はスゴイ!

グレープフルーツ同様柑橘系の仲間であるレモン、ベルガモットも気分シャッキリ、元気になれる効果が期待できます。

レモンには抗菌作用があることも知られ、古来から食中毒の解毒剤としてもつかわれてきました。

そんなレモンのエッセンシャルオイルはあの柑橘独特の爽快感あふれる香りでモヤモヤ気分を一掃し、集中力を高めてくれる作用があります。試験勉強前なのに、やる気が出ない…、なんてときはこのレモンのエッセンシャルオイルをつかってみてはいかがでしょうか。

ビタミンCも豊富なので、肌荒れなどにも効果があるのが嬉しいですね!

ベルガモットの香りは、みなさんよくおなじみの、あの飲み物に入っていますよ。アールグレイティです。さっぱりとしたシトラス系の香りがしますよね。

ベルガモットの果実はレモンよりよっぽど苦みがつよく、食用には不向きなのだそうです。

芳香はすばらしいので、紅茶の香り付けのほか、オーデコロンの原料としてもよく知られています。オーデコロンのさっぱり気持ちよい清涼感はこのベルガモットのエッセンシャルオイルの香りに由来するのですね。

このベルガモットのエッセンシャルオイルのすぐれたところは、心を落ち着かせる効果と、不安や憂鬱を一掃し、気持ちを前向きにしてくれる効果を併せ持っているということ。

正体の分からない不安感、モヤモヤに心が支配され、何事も手につかない…、なんてときは、このベルガモットのエッセンシャルオイルをつかうとよいですよ!

シトラスノートのエッセンシャルオイルで気をつけなければならない点は、肌に直接つけて日に当たらないようにする、ということ。溌剌とした柑橘系の香りは太陽ととても相性がよい気がするのですが、エッセンシャルオイルが肌についたまま、日に当たるとシミの原因となってしまう「光毒性」があるんです。

グレープフルーツ、レモン、ベルガモットは柑橘系の中でもとくに「光毒性」がつよいので注意しましょう。これらのエッセンシャルオイルをつかうときは、夜寝る前につかうのがオススメ!ベルガモットは安眠効果も期待できるので一石二鳥です。