一日の終わりや、一週間分の仕事を終えた週末。「心ゆくまで、ゆったりリラックスしたい〜」と思うもの。

疲労やストレスが貯まっていると自覚している状態ならなおさら、そうでなくとも、明日への活力のために、自分自身をねぎらい、心身をゆっくり休めてあげる必要があります。

そんなとき、いちばんオススメなのは、「好みのアロマエッセンシャルオイルを見つけ、家に常備しておくこと」なんです!

好きな香りに包まれていれば、人は自然にリラックスモードに入ります。どんなに効果が高いと人に勧められたアロマでも、好ましい香りでなかったら、効果は半減、どころか、逆に悪影響を及ぼしてしまうことも…!

アロマ初心者の方は、まず、好きな香りを見つけるところからスタートしてみてはいかがでしょう?

アロマエッセンシャルオイルの価格は、その元となる香料の希少性次第ではおそろしく高額になってしまうことも…。最初から高価なエッセンシャルオイルは、あまり必要ないので、ここではまず、初心者のスターターアロマとしてオススメの16本をご紹介したいと思います。

入手しやすく、価格もさほど高くないものをモッシーノートを除く7ノートの中から選びました。参考にしてください。

まずは、心身をシャキッとさせてくれるシトラスノートから、“レモン”、“ベルガモット”、“オレンジ”。この中でリラックス効果が高いのは、柑橘系の中でも比較的甘みのつよい“オレンジ”です。

フラワリーノートからは、ローズに似た甘い香りの“パルマローザ”、“ゼラニウム”、“ラベンダー”をチョイス。

フレグランス香料としてポピュラーなローズはアロマエッセンシャルオイルとして非常に高価なものなんです。ジャスミンもローズに同様高級品!

ちなみにオリエンタルノートの“イランイラン”はちょっと言い方が悪いですが、別名・「貧乏人のジャスミン」。ジャスミンの代用品には、 値段の張らない“イランイラン”をつかうとよいですよ。

オリエンタルノートからは、“イランイラン”のほかに“サンダルウッド”をオススメします。

“サンダルウッド”は日本では白檀(ビャクダン)と呼ばれ、香道の世界では、なくてはならない重要な香木のひとつ。頭痛や不眠症を改善する効果にすぐれています。

アロマティックノートからは、怒りによる興奮を鎮める作用とネガティブな気持ち一掃し、覚醒作用も高い“ペパーミント”と逆境改善に力を貸してくれる勇気のアロマ、“フェンネル”を選びます。

“フェンネル”は脳に刺激を与え、ホルモン分泌を活発にしてくれるので、認知症予防などにも高い効果が期待されています。

ウッディノートからは、“シダーウッド”と“ローズウッド”を選びました。あたたかみのある香りを持つウッディノートは、安心と癒やし系のアロマ。リラックスするにはもってこいです。

“シダーウッド”には怒りや不安を鎮め、心を落ち着かせてくれる作用があります。“ローズウッド”は、長期間に渡り溜め込んだストレスを緩和させてくれる、非常にリラックス効果の高い香りです。

スパイシーノートから選んだのは、前向きになれる香りを持つ“ジンジャー”と忍耐力と情熱を引き出してくれる“ブラックペッパー”。

ラストは、バルサムノートからの二種。“ベンゾイン”はバニラを思わせるどこか懐かしい香り。別名「安息香」と呼ばれ、その名の通り、心に癒やしを与えてくれます。

ややスモーキーな匂いが特徴の“フランキンセンス”からは、ネガティブな影響を受けやすい心のバリアとなる効果が得られます。

ぜひ試してみたい!と思うアロマ、いくつありましたか?